古いデスクトップも1台のコンピューターとして動作していますので、セキュリティ対策をしておいた方が賢明です。
移行元に複数のハードディスクやパーティションがある場合、初期設定では移行対象となります。移行させたくない場合は、XP7起動前に取り外しておくか、XP7の詳細設定で移行対象から除外してください。
移行先に複数のハードディスクがあっても、移行先はCドライブ固定になります。
古いデスクトップは動作中の状態ですので、新しいデスクトップは終了できない趣旨のメッセージを表示して、一時的にシャットダウンを停止します。このとき [キャンセル] をクリックすれば、新しいデスクトップのシャットダウンを中止され、デスクトップに復帰できますので、古いデスクトップをシャットダウンさせてください。
なお、[強制終了]を選んでしまうと、古いデスクトップの仮想コンピューターを強制リセットしたのと同じ状態になり、最悪の場合起動ができなくなる恐れがあります。このような事態になると、仮想コンピューターのハードディスクにもアクセスできなくなりますので、ご注意ください。
XP7は、仮想化という技術を使って、P2V(フィジカル to バーチャル)を実現するソフトウェアです。
XP7の技術により古いコンピューターを仮想コンピューターとしてカプセル化し、新しいコンピューターで、そのカプセルをアプリケーションの1つとして動かします。この技術により、1台のコンピューターの中であたかも2台のコンピューターが動作しているように見えます。
引越作業の初期設定は、古いコンピューターに接続されている全てのハードディスクを引越する設定になっています。
Cドライブだけを引越する場合は、ウィザードで、Cドライブだけを明示的に指定してください。
できます。ただしSSDに古いコンピューターのデーター全てが収納できる必要があります。
SSDは容量が少なく、古いコンピューターのハードディスクより容量が少ない事がほとんどです。
移行を開始する前に、古いコンピューターのハードディスクを整理して、不要なデーターを削除しておきます。
たとえば、120GBのSSDの場合、OSだけで20GB程度利用しますので、残り100GB程度しか空き容量がありません。
古いコンピューターのハードディスク利用量が100GB未満であれば移行可能ですが、100GB以上の場合は、不要なアプリケーションやデーターを削除して、利用量を100GB未満にする必要があります。
XP7は、WinWinとは異なり、新しいコンピューターと古いコンピューターを全く別のコンピューターとして管理しますので、バージョンの異なるアプリケーションが共存できます。
4GB以上のメモリーを実装できる64bitをお勧めします。
動作すると思われますが、XP7との同時インストールは推奨しません。
XPモードのWindowsは、すでに仮想化されているため移行できません。
できません。
移行元のWindows | 移行先のWindows | 結果 |
---|---|---|
32bit | 32bit | ○ |
32bit | 64bit | ○ |
64bit | 64bit | ○ |
64bit | 32bit | × |
XP7で、ほとんどのアプリケーションは移動できますが、アプリケーションによっては、移動後の環境では動作しないものもあります。
たとえば、Direct3Dアクセラレーター とAGPテクスチャアクセラレーターを要求するアプリケーションやゲームなどが動作いたしません。
また特定のハードウェアやデバイスドライバを必要とするアプリケーション(たとえばTV視聴アプリケーションなど)も同様に動作いたしません。
•新しいコンピューター
•古いコンピューターまたは古いコンピューターのハードディスク
•ネットワーク環境※またはストレートのLANケーブル
•インターネット環境(アクティベーション時に必要)
※コンピューターは同一セグメントに接続されている必要があります。無線(WIFI)での接続は推奨しません。
はい、移行できます。
古いコンピューターからハードディスクを取り出し、新しいコンピューターのCドライブ以外に接続します。接続が完了したら、新しいコンピューターを起動し、XP7を実行するだけです。
ただし、古いコンピューターのハードディスク自体が故障または読み込みエラーが発生している場合は移行できません。
はい。両方のコンピューターを同じネットワークに接続し、それぞれでXP7を起動して指示に従うだけでWindows XPとアプリケーションを移動できます。
インテルまたはAMD等インテル互換のCPUで、Pentium4以上のx86命令セットに対応したWindowsコンピューターを移行できます。
さらに、移行先コンピューターのCPUが、ハードウェア仮想化支援機能をサポートしている必要があります。
なお、移行できるOSは、Windows XP SP3以上となります。
できません。必ずOSがインストールされたハードディスクを1台指定する必要があります。
はい。OSごと引っ越すことができます。
はい。XP7は、ほとんどのWindowsオペレーティングシステム(OS)とアプリケーションを新しいコンピューターへ移動させることができます。
なお、移動させるOS以外にもベースとなるOSが必要ですので、新しいコンピューターには、あらかじめ新しいOSをインストールし、最新のWindows updateを適用しておく必要があります。