
Windowsパソコン向けサウンド編集ソフトとして15年以上の歴史を持つ DigiOnSound(デジオンサウンド)シリーズは、非破壊型の波形編集機能を基本とした豊富な機能と、直感的で分かりやすい操作性が評価され、ハイアマチュア向け高機能アプリケーションとして支持されています。
後継製品となる DigiOnSound X(デジオンサウンド テン)シリーズでは、高周波成分を生成するエフェクトエンジン「DHFX」の新規追加や、 対応フォーマットの追加など、ハイレゾ音源編集機能が強化されたほか、Gracenoteが提供するGracenote MusicIDRにも対応し、ファイルフォーマットへ含まれる楽曲情報に付属するきめ細かなメタタグ編集機能も強化されました。
「DHFX (DigiOn High Frequency eXtension)」は、従来のアップスケーリングでは再現できなかった、CD音源や圧縮音源で失われる高音域を予測再現し、
高音域の表現をより豊かにするデジオン独自の技術です。
サウンド形式を96kHz/24bitなどにしておくことで、ナチュラルにハイレゾ化することができます。また、DHFXを使用する「ハイレゾ化」エフェクタでは、サウンド形式の変換にも対応しています。
現在、ハイレゾ音源のファイルフォーマットとして主流である、Apple Lossless、FLAC、DSDの編集に対応しました。
ハイレゾ音源はハイレゾのままで編集し、各種ハイレゾ対応のオーディオフォーマット形式で出力ができます。
(*1)DSD形式は、Express版は非対応になります。
聴覚プラットフォーム「mimi©」を展開するフェアリーデバイセズ社のフロントエンド音声処理(mimi©XFE)を採用した、新しいノイズリダクションエフェクトを追加しました。
(*2)mimi©音声ノイズリダクションは、DigiOnSound X Version 1.1以降の機能になります。Express版は非対応になります。
PCM・FLAC・Apple Lossless・DSDに対応することで、現在主流のハイレゾフォーマットに完全対応しました。
■対象となるDSDファイル: DSDIFF(.dff) / DSF(.dsf)
■サンプリング周波数: 2.8MHz / 5.6MHz /11.2MHz
■量子化ビット数: 1bit
■チャンネル: 1 or 2
より質の高いエフェクトがご利用いただけます。
インターネット上にある楽曲データベースGracenoteを利用して、DigiOnSound Xに取り込んだアナログ音源のアルバム情報を取得できます。
■Gracenote MusicIDcopy; CD: CDリッピング時にTOC情報を送り、楽曲情報を取得します。
■Gracenote MusicIDcopy; File: 波形データの一部をサーバーに送り、楽曲情報を取得します。
エフェクトメニューにDHFX/ハイレゾ化のコマンドが追加されました。
■DHFX: 高音域の補正を行います。MP3やAACといった圧縮音源を44.1kHz/48kHzのままの品質で圧縮の際に失われた個所のみを補正します。
■ハイレゾ化: サンプリング周波数をハイレゾ品質にしながら、高音域補正を行います。また、ファイル保存時にFLAC、Apple Lossless、WAVを設定することで、ハイレゾ品質のまま保存できます。
従来通りシンプルなUIですが、色味はシックなブラックになります。
波形の色がチャンネル毎に異なるのでより編集がしやすくなります。
DHFX: 高音域の補正を行います。MP3やAACといった圧縮音源を44.1kHz/48kHzのままの品質で圧縮の際に失われた個所のみを補正します。
ハイレゾ化: サンプリング周波数をハイレゾ品質にしながら、高音域補正を行います。
また、ファイル保存時にFLAC、Apple Lossless、WAVを設定することで、ハイレゾ品質のまま保存できます。
DigiOnSound6以前のバージョンにもあったエフェクトランチャーは、引き続きDigiOnSound Xでも採用されています。
DigiOnSound X では、24bit以上、96kHz以上の楽曲をハイレゾ品質のまま音質の劣化なく編集することができます。 この機能によりハイレゾロゴの取得をいたしました。
MP3やAACに圧縮する際に失われる高周波成分を原音より予測生成することができるDigiOn High Frequency eXtension (DHFX)を新開発。 これにより、CD音源や圧縮音源から最大192kHz, 32bitのハイレゾ音源を作成することもできるようになります。
WASAPIの排他モードでの再生にも対応することで、ハイレゾ音源を劣化なく再生しながら編集が行えるようになりました。
※ WASAPIを使った録音及び共有モードによる再生は、今後のバージョンアップにて対応予定
アナログレコードから録音した音源の曲間自動検出、アルバム単位での楽曲情報取得、及び、CDリッピング時の楽曲情報取得が可能になります。
対応OS | Windows 7 日本語版 32bit/64bit(Home Premium/Professional/Ultimate) Windows 8.1 日本語版 32bit/64bit(Windows 8.1/8.1 pro) Windows 10 日本語版 32bit/64bit(Windows 10 Home/10 pro) |
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CPU |
Pentium© 4 2.5GHz以上 (Core Duo 1.5GHz以上を推奨) ※エフェクト機能でプレビューを使用する、または、DSDを扱う場合には、インテル©CoreTM i3 1.5GHz以上を推奨 |
ハードディスク必要容量 |
インストール時400MB以上 ※音のデータサイズが大きいため、作業領域と保存用に数GBの空き容量のあるハードディスクをお勧めします。 ※お使いのハードディスクのフォーマット形式や確保容量などにより、必要容量は多少異なります。 |
メモリ | 2GB 以上 |
画面 | 解像度1024×768ピクセル以上、HighColor以上 |
サウンドデバイス |
Windows互換サウンドデバイスが必要 ※再生しながら同時録音するには、全二重に対応したサウンドデバイスが必要となります。 ※5.1chサラウンド環境で再生するには、リニアPCM5.1ch対応(WDM対応のドライバ)のサウンドデバイスが必要となります。(DigiOnSound Xのみ) ※マルチトラックを同時録音するには、ASIO規格に対応したサウンドデバイスが必要です。 |
必要周辺機器 | CD-ROMドライブ+ハードディスク必須 ※一部CD/DVD-ROMドライブで音楽CDを読み込めない場合があります。 ※音楽CD作成機能を使用する場合は、CD-R/RWドライブが必要です。 |
DigiOnSound X | DigiOnSound X Express | |
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サウンドトラック数 | 無制限(ハードウェア環境に依存) | 6(ステレオトラックは最大3トラック) |
対応サウンドファイル形式 | DigiOnSound*1、WAVE*1、 AIFF*1、AU、RAW*1、音楽CD(読込のみ)、MP3(読込のみ)、Ogg Vorbis*1、Windows Media Audio9*1、 AAC(m4a)、Apple Loss Less(m4a)、FLAC、DSD(DSDIFF, DSF) | DigiOnSound、WAVE、AIFF、AU、RAW、音楽CD(読込のみ)、MP3(読込のみ)、Ogg Vorbis、Windows Media Audio9、AAC(m4a)、Apple Loss Less(m4a)、FLAC |
サウンド形式 | サンプリング周波数:2kHz~384kHz 量子化ビット数:8、16、20、24、32 |
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エフェクト | ●エフェクト レベル、DCオフセット、ノーマライズ、リバース、スムージング、挿入(FM音源/トーン/サイレンス/ノイズ/メトロノーム)、 無音、フェードイン・ア ウト、エンベロープ、10バンドグラフィックEQ、フィルター、コンプレッサー、ノイズリダクション (ノイズゲート/ヒスノイズ/ハムノイズ/クラックル ノイズ/ノイズパターンの取り込み/パターンに従ったノイズの削除)、 ディレイ、リバーブ、ピッチシフト、タイムストレッチ、モジュレーター、Lo- Fi、コーラス、フェイザー、テープディレイ、 オートゲインコントロール、DHFX、ハイレゾ化、サウンド形式 |
20バンドグラフィックEQ、パラメトリックEQ(3, 5, 7, 9バンド)、FFT EQ | パラメトリックEQ(3バンド) | ●スペシャル mimi©音声ノイズリダクション、モノラルからステレオ、ステレオからモノラル、ボーカルキャンセル、位相反転、ノーマライズ(チャンネル単位)、BPM検出 |
●スペシャル モノラルからステレオ、ステレオからモノラル、ボーカルキャンセル、位相反転、ノーマライズ(チャンネル単位)、BPM検出 |
拡張プラグイン | DirectX Audio Plug-In VST (Steinberg社)プラグイン ※すべてエフェクトチェイン対応 ※ステレオドキュメント時のみ利用可能 |
DirectX Audio Plug-In VST (Steinberg社)プラグイン ※ステレオドキュメント時のみ利用可能 |
エフェクトチェイン | ◯ | - |
周波数分析機能 | ◯(csv書き出し対応) | - |
5.1チャンネル編集機能 | ◯ | - |
サラウンドパンナー | ◯ | - |
チャンネル変換機能 (モノラル←→ステレオ) |
◯ | ◯ |
前後マーカーへの移動 | ◯ | ◯ |
無音検出・ファイル分割 | ◯ | ◯ |
音楽CD作成機能 | ◯ | ◯ |
ASIOドライバ対応 | ◯ | ◯ |
表示単位 | 時間:時分秒、秒、ミリ秒、サンプル |
(*1)5.1ch に対応しています。
下記、マニュアルダウンロードを押して
ユーザー名に"LEAP" (半角大文字)、
パスワードにユーザー管理番号の頭5桁(半角)を登録、OKを押して下さい。
DigiOnSound X シリーズのアップデータ Ver.1.1.35 を公開しました。 2017/1/11
DigiOnSound Xシリーズのアップデータをご利用いただけます。
現在ご利用のDigiOnSound X製品を下記よりお選びいただき、アップデータのダウンロードをおこなってください。
ダウンロードされましたアップデータモジュールにつきましては、DigiOnSound X製品のインストールモジュールと併せて保存されておくことをおすすめいたします。
※PCへ保存する形でダウンロードし、解凍後、フォルダ内にあるupdate.exeを実行してください。
ソフトウェア更新履歴はこちらからご確認ください。